Temtumがコインオール・スーパー・プロジェクトとの提携でローンチ 仮想通貨TEMが7月17日より取引開始
11日、次世代仮想通貨のテムトゥム(temtum)についての発表がされた。テムトゥムは取引手数料無料かつ即時の取引が可能であり、極めてスケーラブルで、サステイナブルかつ量子セキュアなネットワークが用いられている。テムトゥムはコインオール(CoinAll)のスーパー・プロジェクトの最初のプロジェクトとして登録され次第、購入、取引、そして使用が可能になるという。
メインネットの完成とローンチが無事に行われれば、TEMの仮想通貨はコインオール取引所にて19年7月17日に購入が初めて可能となる。これは同社の開発したネットワークにとっては重要な出来事であり、5年にもわたって開発された同社のテクノロジーの成熟を意味するものである。仮想通貨業界からも同社の通貨へと大きな関心が寄せられている。
現代の金融取引において時代遅れとなった既存の仮想通貨や金融機関へと挑戦することを目的としてテムトゥムは作られた。テンポラル(Temporal)と呼ばれる独自のイノベイティブで特許取得済みのブロックチェーン技術を用いて運用することで、テムトゥムのネットワークはVISAやビットコインやナノなどといった市場をリードしている金融製品をも凌駕することができる。同ネットワークは量子セキュアであり、3000 tpsという処理速度を実現可能であることが証明および第三者による承認ずみである。理論上は無制限の処理速度の実現が可能であり、地球上のすべての取引ネットワークをわずか50台のスマートフォンで運用することができる。
市場でのローンチの前に、完全に機能し、独自にテストした仮想通貨ネットワークの調査と開発に同社のチームはこの5年間を費やしてきた。これによってテムテゥムは自社のネットワークをテストし、最適化し、そしてそれに本物の目的を与えることができた。Facebookのリブラやビットコインとは違い、テムトゥムは真にイノベイティブであり、完全に非中央集権的となる。
テムトゥムは14年にドラゴン・インフォセク(Dragon Infosec)のCTOであるリチャード・デニス氏によって創設された。同氏は世界で最も若い仮想通貨の講師である。もう1人の創設者が現在CISOを務めるギャレス・オーウェンソン博士である。両者とも自らの実力で世界的に有名な仮想通貨取引実業家となった人物である。同社には仮想通貨に25年以上携わった経験を持つチームや、シリコンバレーのCスイートを授与されたエグゼクティブたちも揃っている。また、オーウェンソン博士の持つ学位は世界で唯一のブロックチェーンに関する博士号である。
創設者かつCEOであるリチャード・デニス理学修士は次のように述べている。
「テムトゥムのみならず、仮想通貨全体の革命の次のステージを迎えることができるのは素晴らしい。業界からの反応も良く、TEMの取引開始を間もなくできることを嬉しく思う。
ユーザーから資本を得てテクノロジーを開発するというICOやIEOの慣例に従うのではなく、私たちはすでに自らのテクノロジーを開発済みであり、コインオール・スーパー・プロジェクトの協力で最初の仮想通貨先行販売を現在展開しているところだ。
単に投資のためのアセットにするのではなく、現実で役に立つ通貨にするという彼らのビジョンは素晴らしいと思う。また、協力に前向きであること、彼らの持つ既存の幅広いユーザーベースの存在なども素晴らしい」
コインオールの広報担当者は次のように述べている。
「TEM仮想通貨のリリースにあたってテムトゥムと共に仕事ができることを嬉しく思う。他に類を見ない仮想通貨で、資金調達というよりも通貨を流通させるメカニズムであるコインオール・スーパー・プロジェクトの第一弾としてこれほど相応しいものはない。テンポラルの強みで裏打ちされた独自のブロックチェーンを用いたプロジェクトの数々が、完全に機能するネットワークと組み合わさり、強い個人の集まったグループによって支えられる。こうしたことは稀なことだ」
コインオールは大部分の取引所とは異なる方法でビジネスを行うことに専念しており、業界に変革を起こし、公正な価値評価や市場価格を生み出すテクノロジーを用いた強力なプロジェクトのみを選択している。私たちのパートナーはオーケーイーエックスやバイナンスなどと並ぶ存在になることが多い。テムトゥムも同じようになるだろう。
テムトゥムと提携して、その仮想通貨をそのライブネットワークで初日から人々が使えるように流通させることは私たちにとってシンプルな選択だった」